世界自然遺産を未来へ繋いでいく
2021年7月、沖縄島北部(やんばる)と西表島は、鹿児島県の奄美大島・徳之島とともに、世界自然遺産に登録されました。
沖縄島北部と西表島の豊かな自然が世界に認められ、国や民族を越えた世界の宝として守ることで、次の世代へと受け継いでいくことができます。
この感動を後世へ受け継いでいくために
島という閉鎖的な環境で形成されてきた琉球列島の生態系は、非常にもろく弱いものです。
その自然をわたしたちが保護・管理することで、次の世代にも同じ感動を伝えることができます。
侵略的外来種対策
マングースなどの海外や他の地域から持ち込まれた外来生物が、もともとその地域にいた生物に悪影響を及ぼさないよう、捕獲するなどの対策をとっています。
ロードキル防止対策
生物のロードキル(交通事故)発生防止のため、発生確認や情報交換を行いロードキル防止キャンペーンなど、広く注意を呼びかけています。
わたしたち一人ひとりができること
自然に触れて自然を学ぼう
自然に触れることで、生物やその生態系について多くのことを学ぶことができます。
自然を学ぶ時には生態系を壊したり乱してしまうようなものの持ち込み、持ち出しは避けましょう。
訪れた後に残すものは足跡だけ、持ち帰るものは思い出と写真だけにしましょう。
自然を守るための様々な保全活動やボランティア活動があります。各団体へ問い合わせてみましょう。